Windows 7 で yamy を使ってキー配列を変更 (Windows XP での窓使いの憂鬱の後継)

窓使いの憂鬱は色々な事情から Windows VISTA/7 で使えなくなったようです.で,その後継に yamy なるツールがあるそうです.

とりあえず設定ファイルの書き方は窓使いの憂鬱そっくりなので,助かりました.何とか適当にググってるだけで従来 Windows XP で行なっていたことは実現出来ました.で,後の自分のためにもメモを残しておきます.

実現したいことは,

  • 日本語 109 キーボードを US 配列にする
  • US 配列にした上で ] キーを Enter キーにする (US 配列ではこの位置が Enter なので)
  • CapsLock を Left Control にする
  • US 配列にしたせいで Space になってしまう無変換キーを IME 起動キーにする
  • US 配列にしたせいで Space になってしまう変換キーを変換キーに戻す

です.手順は以下の通り.

  1. yamy をダウンロードする.今回 DL したのは "YAMY 0.03 (UNICODE)"
  2. 何処でもいいので展開する.
  3. yamy.ini の escapeNSLKeys = 0 を 1 に変更する.
  4. yamy.exe と同じ階層に .mayu を用意する
  5. yamy.exe を「管理者として実行」する.

.mayu ファイルの内容は以下の通り.

include "109.mayu"
include "104on109.mayu"
def subst *RightSquareBracket = *Enter
def subst *E0英数 = *E0英数
mod control += E0英数
key *E0英数 = *LControl
def subst *変換 = *変換
def subst *E0無変換 = $ToggleIME

注意する点は,窓使いの憂鬱で「英数」「無変換」と書かれていたものを「E0英数」「E0無変換」と書く必要があること.E0 (O (alphabet) じゃなく 0 (zero)) であること注意.

"def subst *E0英数 = *E0英数" の行の設定は無意味に見えるが,その理由は日本語キーボードで英語配列 + 色々な設定 (Windows XP) - かおすふぃーるど - kaosfield Blog (私の過去のエントリ) を参照.

参考サイト

ちなみに .mayu ファイルは普通にファイル名変更では作れないので,例えば a.txt を .mayu の内容で編集しておいて,コマンドプロンプト

move a.txt .mayu

としてやれば良い.